代表 谷本真邦 挨拶


WFMの谷本真邦です。

 

世界には、いまだに貧困・飢餓・病苦、戦争・紛争・テロ、災害、環境問題など、多くの問題が山積みです。

 

また科学技術は恐ろしいスピードで発展しており、人類が便利になるとともに、脅威にもなっています。

 

 

これらは地球規模で考えないと解決しませんが、現在は「国家」という「会社のような社会組織」が最高単位で、それを統括できる機関はありません。

 

 

国連などの国際機関はありますが、これらは国と国との調整の場にすぎず、世界は依然無法地帯といってもいい状況です。

 

 

つまり現在の体制では不十分であり、『世界政府』『世界議会』『世界裁判所』『世界警察軍』などが必要なのです!

 

 

このような考えの下、国連を単なる国と国との集まりの場から、世界の政府の様に強化させて、これを実現させるために運動をしています。

 

 

この私たちの世界組織が、国連の諮問機関のはしり的存在であり、現在も国連経済社会理事会の特殊諮問機関(カテゴリーⅡ)の資格を持つ非政府組織【WFM=World Federalist Movement 世界連邦運動】です。

 

 

この運動は、国を捨てる事と違います。私たちは、自分たちの生まれた町を愛し、自分の家を愛し、国を愛せます。それも同時にです。たとえ、これらが利益相反していても、それぞれの世界の中の社会の恩恵を受けているということで、きちんと世界法という委託社会契約をすればいいのです。だから「国家」という社会があった上で、「世界」という社会がある事も、可能なのです。

 

 

また、哲学者カントは世界国は外部の監視がなければ絶対権力になるといいましたが、民主的アプローチによる相互監視体制と権力の流動があれば、恐れる事はありません。

 

 

逆に、そういう体制がなければ、人民にとっては、支配するものが、「国家」なら安全で、「世界」なら危険、ということはありません。その「範囲」ではなく、政治の「あり方」が問題なのです。しかもいまや、外部の監視というのは空爆や武器支援などの人民にとって危険を増す形で行われます。

 

 

人民が幸福であることが大事なのです。

 

 

世界連邦というような考え方は、現代の冷徹な外交が繰り広げられている国際社会においては、非現実的に聞こえるかも知れません。特に高位の役職につき、国際社会の第一線で交渉をされている方や、これを研究している詳詳しい方ほど、難しく思われるでしょう。

 

 

しかしこれは夢物語ではありません。

 

 

世界は、長く続いた家産領土国家として内政干渉を拒んだ時代が終わりに近づいています。

 

 

社会も領主のものから、市民のための組織に一気に変わりました(まだまだ足りませんが奴隷制・植民地制だった長い歴史に比べると格段の進歩です)。領土概念も減り、インターネットで世界とつながりはじめてからは、領土の帰属意識すらなくなりつつあります。ISの脅威もそこにあります。

 

 

政府は征服者が作るものではなく、市民が殺し合い奪い合いをさけるため、委託社会契約によって建設されるべきものです。はじめての本当の社会契約政府はこの世界連邦政府でしょう。

 

 

どこかの国が世界の警察というならば、本来は、世界中の市民がその国の指導者を選ぶ選挙権が必要なのです。しかも世界の警察などというお金のかかることは、しかもそのような大国は、その世界の警察をやるために、無理をしてお金を使いまくっていますが、そんなのは世界政府機関に任せればいいのです。

 

 

軍産複合体も、これで政策的な戦争がなくなったとしても、犯罪や喧嘩はなくならないでしょうから、警備は続けなければいけないはずですし、大戦後や冷戦後に軍事産業を民政化して大儲けした事例はいくらでもあります。ここも考えてもらいたいところです。

 

例えば、第一次世界大戦の時に火薬を作りまくっていたデュポンが終戦後、パンスト文化を作って人々の脚を美したり、GMに投資して皆が車で移動できるようにしたり、、、。考えを変えれば人は殺し合わなくても良いのです。

 

 

また先進国は少子高齢化が進み、将来持ちません。そこで将来は、先進国の負債を、人口が増えている国の次世代に負担していただくしかないのですが、それを「搾取」という形では不公平すぎて、もう無理です。「国債」を「世界債」に一気に転換するくらいの政策でないと持ちません。

 

 

世界が、全くバラバラだった100年前から比べると、地球の距離は格段に近づいています。交通・情報の発達にともない、国を越え、人も物も地球を飛び回り、経済交流や、国際結婚などもどんどん盛んになってきています。

 

前出のカントは物理的に範囲が広くなると、目が行き届かないので魂がない統治になるといいましたが、現代では、もうそんなことはありません。

 

 

逆に、もう人類は、世界分業体制の中でしか生きられないのです。身の回りのものを見て下さい。食料はもちろん、あらゆるモノは、原材料、部品、組立、など製品化にいたるまで一つの国内だけで、出来ているものはありません。

 

しかし人々に、世界市民意識は、まだありません。私は、2010年政府委嘱事業でハイチに行きました。ハイチは元々最貧国である上、内戦があったり、地震災害で30万人もなくなり、さらに病気も蔓延し、あらゆる困難がふりかかり「4重苦」でした。そして2011年の2月に帰国しました。。。

 

そして翌月の、3.11です。この東日本大震災・津波被害は、大変悲惨な出来事でしたが、一つ気付いたことがありました。日本人は、東日本に知人がいない人も、とても心配し悲しみました。でも、その前年に30万人も地震でなくなっているハイチの人に思いを寄せた人はどれだけいたでしょうか。やはり国家の壁って大きいな、とおもった出来事でした。

 

 

国内で、何十人かが焼き殺されたら、大変悲しみますが、中東の国で空爆で数十万人が焼き殺されても、皆さんは気付いているのでしょうか。

 

 

また先進国で、テロが起こり、百人位死んだら、先進国では、大騒ぎです。テロリストの味方は絶対にしませんが、この不公平は是正しないと、空爆で、家族を、仲間を、殺された人は、テロリストになり、宗教の力が悪い方向に向いて、命を捨ててでも、正義と思って挑んでくるのは、仕方がないとは思います。

 

今はテロも自爆や銃乱射が主流です。しかし彼らがもし、大量破壊兵器を持てば、大変なことになるでしょう。これもこのままでは時間の問題です。

 

だから世界は、法で支配され、全ての戦争・紛争・テロ(殺人)は、「正義」ではないようにしなければなりません。正当な第三者による裁判で検討した上で、犯罪にしないいといけません。

 

 

この間、不幸な二度の大戦を経て、国家もようやく動き、国際連盟が出来て、さらに国際連合が出来ました。植民地は独立しました。

 

次はいよいよ世界連邦として国家を超えて「世界が一つになる」時代です。

 

 

あれだけ強固で過酷に思えた戦後「冷戦体制」ですら「経済問題」で一気に崩れました。世界は「地殻変動」を起こすものです。これは歴史が証明しています。世界平和は「人間が200年生きる」とか「火星に移住する」とか物理的に難しいものではなく、「人の考え」を変えれば、すぐにでも可能になるのです。

 

 

これは、人類史上最大の大仕事といってもいい大事業です。

 

われわれが生きている21世紀に、何としてもこれを実現したい。

 

人類は文明が成熟し様々な危機を迎えている反面、世界が一つになることが可能である「史上最も偉大な時代」を生きているのを考えてください。

 

 

私は、2039年から2045年にかけての数年間で、国際連合体制から世界連邦体制が建設実現すると予言しています。

 

 

少し現実的に考えれば、核の時代になってからは、お互い大国の核の脅威におびえながらアジアを中心に代理戦争を続け、冷戦崩壊後はたががはずれたように民族紛争が各地で起こりつづけました。

 

経済でも、金本位制をとっぱらって以降は、担保性がはっきりしない「お金教」と呼んでも良い「宗教」に近い、あやうい「債権本位制」の借金経済で、なんとかやってきました。

 

 

このような世界では、どうしても債権を所有・占有しているものだけが独占出来るという、人為的に作られた「経済格差社会」ができます。本来これは、バーチャルなものであるのですが、世界中がお金を信仰している限り、まだまだお金のことが重要です。そして取り合いになり、もめます。そして、それを取り合いしている人たち本人ではなく、貧しい人たちが洗脳され、戦争・紛争で殺し合うわけです。

 

 

そして人類が生きる為の資源は、持続可能な形で苦労せずに生産できるようにして、きちんと分配することができる仕組みを構築できる時代がやってきました。

 

また、そうしなければ家族・民族・宗教・地域・国家は取り合いをやめません。

 

 

ちょっと考えたらわかりますが、支配者も格差などがあるよりも、支配者も被支配者も、両方豊かなほうが幸福です。身近な例で言えば、高層マンションの最上階に住むエリートも回りが豊かだから夜景が楽しめます。まわりが飢餓に苦しんでいて、まっくらなら、つまらないでしょう。お隣の「某」北の独裁国家の最高指導者にしたって、結局は自国は貧しくてつまらないから、豊かな国で作られた衣服に身を包み、、外国車に乗って、ハリウッド映画や西洋美術を楽しんでいます。

 

 

「民のかまどのけむり」のお話しでもそうですが、これは王が「慈愛あふれる」という意味だけではなく、みんなが豊かで楽しくないと、王も楽しくないということなのです。

 

治者と被治者の同一性は、身分階級や主権のお話しだけではなく、実際の生活レベルも上がってないと、格差があれば、何も面白くないデス。

 

 

しかしこれからは技術の進歩によってイノベーションを進めれば、生きる為の資源獲得の取り合いや、生産の労苦は、機械に任せられるようになります。衣食が足りる時代にしなければなりません。武力による搾取の時代(征服による植民地化)や、金融搾取の時代を経て、文化を中心に据えた、安全で楽しい「共存の時代」が可能になるのです。そうすれば万邦共栄の楽しみを偕することができて、世界は一つになれるでしょう。

 

 

長文になってしましましたが、

 

 

世界連邦を実現するための運動に、ぜひみなさんの参加をお待ちしています。

 

 

世界連邦青年会議(ユースフォーラム)創設者

世界連邦(WFM)執行理事・世界連邦国会委員会事務局次長

谷本真邦

(国際連合学術評議会在京総務・大学客員教授等兼任)

 

 

Profile; Masakuni Tanimoto.

who is a Executive Director of World Federalist Movement of Japan as well as a Under Secretary General of Japanese Parliamentary Committee for the World federation(Secretary of a Diet member as Chair of this orfanization).

He has obtained a degree (Social Sciences) from National Institution for Academic Degrees after learning at multiple universities(Univ. of Tokyo, Keio Univ. and Kobe Univ. etc. ). Launching a lot of business companies when he was a university student, he stays in the current post after serving as a president of a consolidated subsidiary of a major public relations agency and the like. Through his career building, he has been involved in enlightenment activities for disseminating UN philosophy, organization of meetings regarding UN reform and policy proposal to the Japanese government.

出典 国連システム学術評議会WEB転載

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